タクシードライバーの仕事は自由度の高い良い仕事です。頑張っただけ稼ぐことも出来ます。
でも世の中には他にも様々な業種の仕事があります。そしてどの仕事にも良い点・悪い点はあるでしょう。
どんな仕事を選ぶかは自分の基準次第です。収入を重視する人・楽さが大事な人・職場環境が良いことが条件な人、等々。
ここではタクシードライバーと、いくつかの他業種の比較をしてみます。
(※平均給与に関しては平成28年賃金構造基本統計調査より算出)
必要な資格等:介護職員初任者研修
勤務スタイル:シフト制が多い
必要な資格等:介護職員初任者研修が望まれる
勤務スタイル:日曜休みが多い
良くも悪くも利用者との密接な関係を築くことが大事になってくる仕事です。デイサービスだと利用者に楽しんでもらう「レク」の時間を苦痛に思うスタッフも多いようです。向き不向きの問題だと思いますが、エンターテイナーの要素が全くなく黙々と仕事をしたい人には大変になると思います。
必要な資格等:介護職員初任者研修が望まれる
勤務スタイル:シフト制 夜勤あり
正社員で働けている人が少ない現状。そして残業が多いという実態も。どうしても通常業務以外にイレギュラーなことが起こりやすいのが原因のようです。自分のペースで働きたい人には不向き!?
必要な資格等:ケアマネージャー
勤務スタイル:日曜休みが多い
仕事の性質上、責任は重いです。高いコミュニケーション能力は必須、フットワークの軽さを必要とされる場面も多々あるでしょう。
介護関係の職は慢性的な人手不足ということもあり、タクシードライバーと同じで入りやすい業種ではあります。やりがいも大きく感じられる仕事だと思います。ですが違いはやはり、激務と括られる現場が多い実状だと思います。
チームで仕事する、というスタイルが苦手な人にも不向きでしょう。利用者・利用者のご家族とのコミュニケーションも大切なので密接な人間関係を厭わない人に向いていると考えられます。
体力が必要、というのは働き方によりますがどちらも変わらないでしょう。
必要な資格等:-
勤務スタイル:シフト制 夜勤あり
どの現場でも共通しているのは勤務時間の長さでしょう。給与も時間で決まっていることが多いという要因があります。そして休憩はあっても基本的に立ち仕事なので慣れるまでは辛いかも知れません。
警備員の仕事もタクシードライバーと同じく転職組が多いです。年配の多い職場というのも似ています。
能力主義な会社も多く、キャリアアップは自分次第という世界なのは魅力的ですし、なんといっても「守る」という意味を持つ仕事は素敵ですね。
ただ今後、機械によるセキュリティーがメインになってくる予想があり不安はあります。
どちらもお客様(対象)に安全を提供するという部分は共通していますね。
必要な資格等:大型自動車免許 フォークリフト免許もあった方が良い
勤務スタイル:週休1~2日
免許や経験が必要な仕事です。荷物の積み降ろしもあります。積み荷のなかには重いものもあるので肉体労働な面も。腰痛がある人にはキツイと感じる可能性があります。
必要な資格等:中型自動車免許 フォークリフトの免許もあった方がいい
勤務スタイル:週休1~2日
フォークリフトでの作業が多ければ肉体的な負担は少ないですが、そうでないとやはり肉体労働の面が。そして勿論会社にはよりますが、毎日決まった場所の往復となるので単調な仕事に感じる人が多いようです。日々変化を求めない人にはオススメ。
必要な資格等:普通自動車免許
勤務スタイル:週休1~2日
ここでは平均給与が中型トラックドライバーと同じになっていますが、小型/軽貨物トラックドライバーの方が収入は低くなるというのが一般的です。
体力と経験が必要なトラックドライバーですが、タクシードライバー同様人間関係の煩わしさが少ないことや長時間ひとりで仕事ができることはメリットに感じる人も多いでしょう。そしてタクシードライバーと大きく異なるのは「お客様を乗せないこと」です。同乗者や荷物はあってもお客様を乗せないということは気持ちの面で楽に感じる人も多いと思います。
即戦力が求められる会社が多いので、未経験者には少し入りにくい業種なのが難点です。
どちらも大事なモノを運ぶ仕事です。
必要な資格等:-
勤務スタイル:シフト制が多い
当たり前ですが衛生管理を大切にし、スピード感をもって仕事をする必要があります。そして立ち仕事となるので辛い人もいるかと思います。
必要な資格等:-
勤務スタイル:シフト制が多い
接客がメインの仕事なので、笑顔は大切になってきます。動き回れる体力とクレームに対応する能力もあった方が良いでしょう。
飲食店は学生バイトなど若い人が多い傾向がある仕事場です。それをヨシとするかによっても働きやすさは変わってくるでしょう。「料理を作ることが好き」「人と接することが好き」ならば飲食店は入りやすい業種でもありオススメです。働く中で将来的に“独立”を考えやすい仕事ともいえます。
ちなみに、飲食業界からタクシードライバーへの転職は多いとも言われています。
どちらも、周りをよく見て気を配りながら仕事をしなくてはいけませんね。
必要な資格等:基本的には不要だが有利な資格はある(フォークリフト等)
勤務スタイル:工場の休業日 大企業はシフト制が多い
単調な作業が多いのでコツコツと仕事ができ、忍耐力もある人に特に向いています。
製造業は業種が非常に多いので、自分の興味に合わせて選ぶこともできます。
未経験からの就業のチャンスも多いです。モノづくりに携わりたい人には魅力的な仕事と言えそうです。
休みが取れない職場かどうか、時期によるのか等は応募する際に確認できたらいいですね。
どちらも人々の生活に貢献できる仕事です。
必要な資格等:-
勤務スタイル:基本的に土日休み
一般的には個人向け営業職よりも給与が高いとされています。プレゼンが必要な場面も多い為、資料を作成するある程度のパソコンスキルもあった方がいいでしょう。
必要な資格等:-
勤務スタイル:基本的に土日休み
取引先によっては仕事が休日や夜に及ぶこともあり、車での移動や出張が多い会社も。既存のお客様と長期的な信頼関係を構築していくことが重要です。
営業職といっても、売り込み先や売り込む商品・サービスによって仕事の大変さは全く違ってくる仕事です。ノルマがある会社もあり、過酷な仕事と呼ばれることも。ですが、営業成績さえ出せればそれが給与に反映されるやりがいのある仕事でしょう。
営業職からのタクシードライバー転職も多いです。営業スキルがタクシードライバーの仕事に活かせます。
どちらも自分次第で稼ぐことができる仕事です。
結局タクシードライバーってどうなの?
タクシードライバーがどの職業よりもオススメ!といえる点は自由度です。
1日24時間の中で好きな時間を選んで働くことができる仕事、なかなかないです。(タクシー会社によって異なりますが…)休憩も自分の裁量です。
ただ自由度が高いから楽な仕事、というわけではありません。タクシードライバーは多くが歩合制です。ですから、足切りを達成し売上げを上げなくてはならない。これはきちんと理解しておく必要があります。
自由度が高いからこそ、すべては自分次第です。
タクシードライバーの勤務時間は法律で厳しく決まっているので、サービス残業がない。
出世争いのような競争によるストレスがない。
隔日勤務なら休みが多い
この辺りもタクシードライバーの良い点でしょう。
あとはなんといっても、やる気次第で大きく稼げる点です。自分なりに稼げるテクニックを身につけることが出来ている人は高額を稼いでいます。
自分がどう働きたいのかを考え、自由度が高く、自分次第で稼げる仕事をしてみたいと思ったら、タクシードライバーの仕事も選択肢に入れてみませんか?
タクシードライバーと同じく、中高年の転職が比較的しやすい仕事です。
タクシードライバーと違い、チームで移動や作業をするので人間関係を面倒に思うタイプの人には向いていないかも知れません。